チンチラは皮膚病になる?最強の予防法とは

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チンチラの皮膚のトラブルは、飼育環境や栄養の問題、ストレスが原因であることが殆どです。

今回は、チンチラに最も多い皮膚の疾患「皮膚糸状菌症」「乾燥肌」の症状、原因、治療法、予防策についてを紹介します。動物病院での治療が必要ですので、異変に気づいたら直ぐに受診するようにしましょう。

 

チンチラの皮膚病について

チンチラは基本的に病気になりにくい丈夫な生き物です。しかし、稀ではありますが、皮膚病になることがあります。

チンチラは砂浴びをすることによって余分な皮脂を落とし、清潔に保たれています。なので、チンチラに多い皮膚病は細菌感染が原因のものは少なく、飼育環境や栄養の問題などが原因で発症することが多いようです。

 

皮膚糸状菌症(白癬菌)

 

症状

鼻や耳、手足の先などに発症しやすい
円形の脱毛やフケが出る
患部が赤く炎症を起こしカサブタが出来る
原因 ストレスや不衛生な環境
湿度の高い環境で飼育していた場合に発症することが多い

皮膚糸状菌症(白癬菌)は、カビや真菌が皮膚に感染することで発症します。特にチンチラの免疫力が低下しているときに発症しやすい皮膚の疾患です。

頭部、鼻や目の周囲、顔面、手足の先に発症しやすく、脱毛やフケが見られますが、痒みはないようです。真菌の拡散を防ぐため、治療中は砂浴び用の砂を頻繁に交換する、もしくは砂浴びは中断しておいた方が良さそうです。

真菌症は人間と動物の共通感染症です。他の動物や人に感染する恐れがありますので、同じケージなどで複数飼育している場合はケージを別にして、お世話の後は必ず手洗いをして消毒をしてください。

 

乾燥肌

チンチラの手足の裏が乾燥肌でカサカサになり赤みが生じることがあります。これは大抵のチンチラに見られるもので特に心配はありません。

しかし注意しておきたいのは湿度です。チンチラの最適な湿度は40~50%です。チンチラは多湿には向いていませんが、日本で生まれたチンチラの場合は、極端に乾燥させる必要はありません。

酷くなると腫れたり出血をしたりすることもあります。足裏の赤みや腫れには、怪我や骨折など他の原因も考えられますので自己判断はせず、様子を見て続くようであれば動物病院を受診することをお勧めします。

 

治療や予防について

チンチラが皮膚病になる原因は、飼育環境やストレスによる免疫低下によるものが大きいです。特に免疫力が低い幼体に多く見られます。

ケージ内をまめに掃除をして清潔に保つことが皮膚病の予防に繋がります。砂浴び用の砂や床材は定期的に交換するなどして清潔を心掛けてください。

複数飼育している場合は感染する可能性もありますので、接触や飼育グッズの共有は避けましょう。

 

投薬治療

治療法は、抗真菌薬の投与や軟膏や飲み薬で行われます。また完治したあともケージ内に菌が残っていると再発する危険がありますので、ケージや飼育グッズは塩素系消毒薬を使用して、消毒をするようにしましょう。

 

衛生環境の改善

チンチラの皮膚病に多い皮膚糸状菌症では、不衛生な飼育環境やストレス、多湿が原因で発症することが殆どです。また、免疫力が低下する原因となる「ストレス」を取り除いてあげることが、予防に繋がります。

皮膚糸状菌症の原因であるカビは、湿度が65%以上で生えやすくなります。空気の流れが悪い家具の裏や、開け閉めの少ない押し入れなどは高湿度になりやすくカビが発生しやすいです。また湿度は55%以下になると成長できないだけで、湿度が低くても生きています。

飼育環境はもちろん、住民環境も清潔に保ち、カビが生えてしまう前にしっかりと予防することが重要です。

チンチラのストレスや解消法については以下リンクも参考にしてみてください。

 

チンチラの皮膚病・まとめ

チンチラに円形の脱毛やフケの症状が現れた時は動物病院に連れて行きましょう。もし皮膚糸状菌(白癬菌)の感染による皮膚疾患だった場合、拡散や蔓延の心配もあります。

日頃からチンチラの様子をよく観察する習慣を持つことで、チンチラの小さな異変にも気付いてあげられるようになります。チンチラの皮膚病は、命に直結する病気ではありませんが、早期発見・早期治療で、チンチラの不快感を一刻も早く取り除いてあげたいですよね。

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