うるさいハリネズミを静かにさせる方法はあるの?

  1. ハリネズミ
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ハリネズミは夜行性ですので、人間が寝静まる頃に活動を開始します。静まり返った深夜に大きな音をたてていると近隣トラブルにもなりかねませんし、同居している家族までもが寝られないなど、ハリネズミの騒音は意外と深刻なものだったりします。

今回は大きな騒音の元になっている飼育グッズの騒音対策や、うるさく鳴いているハリネズミを静かにさせられる方法はあるのか?について紹介します。

 

ハリネズミの騒音対策

 騒音POINT

ハリネズミの飼育グッズや遊具の騒音問題は、環境の見直しでほとんどが改善できる!

うるさいからといってケージ内を明るくしたり、回し車を撤去してしまうなどはハリネズミのストレスや運動不足に繋がりますのでお勧めできません。ここではハリネズミにとっても人間にとっても、平和的に騒音問題を改善できる飼育グッズごとの対策についてを紹介します。

 

回し車

1番多い騒音トラブルが「回し車」です。ハリネズミは1晩のうちに3.2~4.8kmの距離を歩き回るといわれています。そのためハリネズミによっては、1晩中回し車で遊んでいるなどの活発な個体も居ます。

(1)回し車の摩擦音がうるさい場合

軸部にベアリングシステムを使っている静音タイプの回し車を使用してみましょう。サイレントホイールなどは騒音対策がしっかりと施されている回し車ですので、無音ということはないですが、サーッと小雨が降るような音が聞える程度で気にならないです。

回し車はサイズに合った物を選ぶようにしましょう。大人のハリネズミだと直径30cm程度の物が適しています。小さすぎると体が反り返ってしまい負担が掛かってしまいます。

(2)回し車の固定が問題の場合

サイレントホイールを使用してもまだ騒音が気になるという飼い主さんがいます。その場合は回し車の固定に不備がないか確認しましょう。

しっかり固定していないと振動がケージなどに響いて騒音となっている可能性があります。また床に置くタイプの回し車は台座の下に床材などを厚めに敷いて安定させることで殆ど無音になります。

(3)回し車の取り付け位置が問題の場合

回し車をケージに直接取り付けていた場合、音が反響してうるさいといったことをよく耳にします。回し車をサイレントホイールにしてケージの下などにコルクマットや段ボールなどを敷き、反響させないように工夫するのも1つの手法です。

また回し車の取り付け位置の近くに物が触れないようにしましょう。回し車が何かに当たって騒音を出す場合があります。

(4)それでもまだうるさい場合

ホイールのベアリングの軸がぶれている可能性があります。正常でない場合は回転軸が歪んでカラカラという音が発生します。

  • 回転が正常かどうか確認する
  • 手で回転させてすべりを確認する
  • 初期不良の場合は返品して交換してもらう

取り付けや固定がしっかり出来ているにも関わらず、サイレントホイールが「カラカラ」という音を出す場合は、初期不良の可能性が高いので上記項目をチェックしてメーカーに交換してもらうことをお勧めします。

 

給水ボトル

ハリネズミが深夜に飲む給水ボトルが「カチャカチャ」うるさいといったときは、飲み口にステンレス製のボールの無い、ガラス筒製か置き型のタンクをお勧めします。

飲み口がガラス筒製のものは水の表面張力だけで水漏れを防いでいますが、実際使用してみるとステンレス製のボール有りよりも水漏れが少なく機能性を感じられるとの意見が多いようです。また、飲んでいるときに口元が見えやすく癒されるとの声も。

 

ハリネズミの鳴き声の対策

ハリネズミの鳴き声にも喜怒哀楽と色々な意味があり、嬉しいときや怒ったとき苦痛を感じたときなど、様々なシーンで頻繁に鳴き声を発します。特に中でも恐怖や苦痛を感じたときに発する『猫の鳴き声のような悲鳴』をうるさいと感じてしまう飼い主さんが多いようです。

ここでは、ハリネズミを静かにさせることができる対策について紹介します。

 

悲鳴のような鳴き声

上の動画を視聴すると「ハリネズミってこんな大きい声で鳴くの?」と驚く方も居るかも知れません。これが苦痛を感じている時の悲鳴で、聞いているとこちらまで可哀想になってしまいます。

このような鳴き方をしているときは、苦痛や恐怖を感じているときなので強いストレスを感じています。飼育環境に問題はないか、または人間に少しずつ慣れさせておくなどストレスの原因を改善してあげることが必要です。

どこかが痛いとこのような悲鳴に近い鳴き方をするので、動物病院で相談するなど受診することをお勧めします。

 

通常の鳴き声

部屋を別にしていてもフシュフシュ、ピーピーとうるさい場合は、どういった意味で発しているのかを特定しましょう。

ピーピーといった鳴き声は求愛の意味を表していて、幼いハリネズミでは母親を求めるときにこのような鳴き方をします。フシュフシュといった鳴き声は、警戒していたりストレスを感じているときに発する声なので環境を見直すことで改善される場合があります。

鳴き声の意味は、下記リンクに詳細がありますので参考にしてみてください。

 

夜行性のハリネズミを昼行性にする

ハリネズミを飼育する飼い主さんの中には深夜に活動してほしくないため、夜行性から昼行性に徐々に飼い慣らしている人もいます。本来は夜行性のハリネズミを昼行性にしてしまうのは、運動不足や睡眠不足などトラブルはないのかと心配になりますが、人間の生活や環境を1番に考えたときに仕方がない場合もあるのかもしれません。

ハリネズミはスキンシップの時間を昼にたくさんとれば夜は疲れて寝ているなど、徐々に昼行性にすることは可能です。しかし、人間も眠たいときに無理に起こされていてはストレスになりますので無理強いをしない注意が必要です。

以下リンクに「夜行性・昼行性」の詳細がありますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ハリネズミを静かにさせる・まとめ

ハリネズミの飼育グッズの騒音については、見直しをすることで改善できることが殆どです。それでも改善しない場合は設置や固定に不備があったり、初期不良が考えられます。またケージ下にコルクマットや段ボールを敷くなどの工夫でも騒音レベルが変わってきます。

ハリネズミの鳴き声についても病気が疑われる場合以外は、ストレスを解消してあげることや、人間の生活や環境を1番に考え昼行性に慣らしていくなどの方法もあります。ただし、昼行性については本来は夜行性の生き物ですので、騒音で睡眠不足である、隣人からの苦情などで飼育を続けていくのが困難であるなどの致し方ないケース以外はあまりお勧めしません。

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