ハリネズミの寝床にも多種多様な形やデザインの物があります。また素材選びや、手作りの寝床など、ハリネズミにとってどの寝床が居心地が良く落ち着けるのかについて、迷う飼い主さんもいると思います。
今回は、ハリネズミの居心地が良い『寝床』についてをテーマに紹介します。
ハリネズミの寝床の種類は?
ハリネズミが安心して寝られるようにしてあげたいと、誰もが考えますが実際にどの寝床がいいのか、種類も沢山あって迷ってしまいますね。
ハリネズミの寝床の種類
- フリースなどの布で出来ているトンネル状の寝袋
- 木製の階段つきの可愛らしい巣箱
- ドーム型の寝袋
- テント型のハウス
- 上ったり下りたり遊べるスロープハウス
- おふとん寝袋
- 木製で出来ていて形状を好みで変更できるナチュラルバー
- とびばこハウス
- 籠製のシェルター
その他にもりんごやパイナップル、ハチや動物のデザインをした可愛い寝床などがたくさん販売されています。
どんな寝床が落ち着くの?
ハリネズミは夜行性なので、室内が明るい昼の時間帯に睡眠をとります。なので、室内は明るくても寝床の中が薄暗くなっているものを選びましょう。最低限、方向転換ができる大きさのものが好ましいでしょう。
素材はフリースなどの爪が引っかからない布製や、木製、籠製、岩や石で出来たものが良いです。岩や石で出来たものには、ハリネズミが掘ったりしたときに爪が削れるといった利点があります。
ケージのサイズなどを考慮した上で、その子の性格や好みに合ったものを提供しましょう。
手作りすることも出来る?
裁縫が得意な人やDIYが得意な人には、手作りの寝床もおススメです。好きなデザインの素材や、飼育環境に合ったサイズや用途のものに仕上げられるのが手作りの良いところです。
裁縫やDIYが苦手という人には、オーダーメイドがおススメです。完全オーダーメイドをしてくれるところであれば、好きなイメージやデザインそのままに仕上げてくれます。手作りやオーダーメイドの際には、ハリネズミが落ち着いて休息できるようにハリネズミの特性を知った上で作成しましょう。
自分が手作りしたものやデザイン・設計したものには愛着も湧きますし、ハリネズミとの生活も一段と楽しくなってくるはずです。
ハリネズミの寝袋の作り方
作り方のPOINT
【用意するもの】内側(ボア生地など):縦50x22cm、外側生地:縦54x22cm
- サイズを測ります。大きさは中で方向転換できる大きさにします。
- 切った2枚の布の表側の短い辺をミシンで縫い合わせていきます。
- 逆側の短い辺も同じように縫い、輪が出来る状態にします。
- 縫い合わせた部分を中央真ん中に持ってきて、横側の長い辺を縫い合わせていきますが、後でひっくり返すので10cmほど縫わずに、裏返しやすくします。
- 布の切り口部分を縫って両端を整えます。
- 全てを縫い終わったら裏表(ボア生地が内側にくるように)返します。
縫い目は爪を引っかけてしまわないように、細かく縫いましょう。フリース・ボア・スウェット生地などは、爪が引っかかりにくいので素材で使用するのに適しています。
裁縫が苦手な人でも2枚の生地を縫い合わせて、裏表を返すだけなので簡単に作成できます。
ハリネズミの寝床・まとめ
ハリネズミの寝床についてを紹介してきましたが、飼育環境に合った、その子に合った寝床が1番です。手作りやオーダーメイドなどは、その子の性格や生活に合った寝床を提供できます。
日々のお世話をしてくれる飼い主さんの『愛情がこもった手作りの寝床』が、ハリネズミにとっての『究極睡眠』なのではないでしょうか。
毎日のお世話の中で、ハリネズミがかじって糸がほつれていないか、爪を引っかけてしまう要素はないかチェックしましょう。誤食や怪我の原因にならないように注意をしてください。
この記事へのコメントはありません。